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☆本間柑治さん(DS i Love You)のMyspaceのブログが更新になりました。こちらにも同内容をご本人の許可を得て、以下に転載します。
'CHRISTMAS DINNER' 配信スタート!
11月24日、ついに'CHRISTMAS DINNER'の配信が始まった。
クリスマスという企画コンセプトは音楽的にわかりやすかったこともあってか多大な反響をいただき、セカンドアルバムは DS i Love You を多くの方々に認知していただく大きなきっかけとなった。
何より反響への導火線となった坂本龍一教授のツイッター発言には心から感謝感謝!ありがとうございます!
ダウンロード販売の経過としてAmazon MP3では、総合チャートで'CHRISTMASDINNER' が4位、'Obento'が8位という好調な成績を記録して十分な手応えを実感しているところで、ダウンロード購入していただいた皆様には心底お礼を申し上げます。
DS i Love You 今後の展開にもご期待ください!
'CHRISTMAS DINNER' は'Obento'の制作が終わるとすぐに開始したので、季節的にはクリスマスと正反対の猛暑の中で制作していたことになる。制作中はあまり気にしてはいなかったけれど、今思えばクリスマス気分は脳内イメージだけで、実態は公園の木陰で蝉の声をバックに作業したり、海の見えるところにクルマを止めてTシャツで汗をかきながら作ったりしていたのだから妙な感じだ。
しかし脳内イメージは本当に強力で本人は完璧にクリスマス気分に浸っていられたのだ。「刷り込み」的現象かもしれないが、クリスマスソングを思い浮かべるだけで暑さがいくらかまぎれることを今回何度も体験したのだった。
今回クリスマス曲を選ぶのにはかなり迷いがあって、絞り込んでも20曲を軽く越えてしまうほどで、候補曲を全て制作していたら来年のクリスマスにも間に合わない位、好きな曲がたくさんあることに気付いた。今回制作した10曲は当然優先順位の高い曲が集まっているのだが、今回入れられなかった曲をクリスマス・アルバム第2弾として2011年の制作予定に加えてみたいと思っている。
'CHRISTMAS DINNER' は楽曲的にメロディー構成が古典的で冗長なものばかりで、正直16パターンしか使えないDSでフルコーラスを組上げるだけでもう精一杯、その部分では本当にパズルそのものではあった。最初の頃は「もうダメだな」と何度もあきらめかけたのだが、メロディーを入れて行く内にだんだん楽しくなって少しづつ前向きな姿勢に変化し徐々にDSの制約が苦にならなくなっていた。
シンセサイザーで作る音楽という観念より、ゲーム攻略に近い感覚があった点は否定できないが、結果として少なくとも自分の中では旧来の音楽の作り方と違う何かが芽生え根を張ってしまった。音楽内容そのものに大きな影響を与える何かがあり、今後これがDS i Love You を成長させて行くことになると思っている。
2010年は'Obento'と'CHRISTMAS DINNER' の制作とリリースで非常にアクセントがついた年になったので、2011年は更にこれを進展させて行くべく画策中。今年いろいろとご協力いただいた皆様、ダウンロード購入してくださった皆様が楽しいクリスマスと、幸せな新年を迎えられますようお祈りします!
Peace.
Kanji Honma